タロットリーディングはセラピー
タロットは一般に占いとして知られていますが、カウンセリングやセラピーとしても使われています。
基本的にタロットはセラピーになります。
タロットを展開するなかでは、その人の過去の経験、経緯などがつぶさにわかります。
どんな問題を抱えているか、そしてどんな風に克服してきたかなどがタロットの展開の中に現れるのです。
そして、現在、そして未来において、その人にとって必要なことはなにか、何が足りないのか、あるいは何か考えすぎたり、やりすぎたりしていうことはないかということ、さらにそれらの問題に対して、どんな解決方法があるかということがわかります。
その展開を見ていく中で、自分が抱えている本当の悩みがわかり、何をしたらいいのか、何を選択すべきなのかがわかってくると、自己解放がおき、癒されていくのです。
そういうプロセスがセラピーになります。
タロットが伝えるもの
自分の考えや選択がそこに行きつくにはその人なりのバックボーンや過去の経緯があります。
タロットはそれを含めて語ってくれます。
だから現在の思いがあるということを再認識させてくれます。
そのことをタロットリーダーからメッセージとして伝えられるとそこで癒しが起きます。
人は自分の思いのたけを自分以外の人に理解してもらう事で
それまで自分の内側でぎゅっと張りつめていたこころがゆるみ安心したり、
ほっとしたり、時にはほどけて涙がでるような気持ちになったりするものです。
このようにタロットのリーディングセッションは、癒しとサポートにつながり、こころをケアします。
それにはリーダーと相談者の間に信頼関係が必要ですし、リーダーは相談者の話をしっかりと受け止めて聞くことを大事にします。
それは逆に相談者に話をしてもらうことでもあります。
タロットのリーディングセッションは共同作業で行うことで効果が発揮されます。